ザ・ノンフィクション「声優になりたくて2」を観ました。その感想を。「声優になりたくて1」
の時とはまた違いました。
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ザ・ノンフィクション「声優になりたくて2」感想
ザ・ノンフィクション
「声優になりたくて2」を観ました。
3年前の
「声優になりたくて1」は
「声優シェアハウス」での
お話で、ライバルと一緒に住む
30歳の女性でしたね。
大泉学園の声優養成所が舞台で、
そこに行ったことがあって
よく知っていたので
懐かしい~という気持ちばかりで
よく覚えていませんが、
今回は内容しっかり見ました。
主役は31歳の女性で、
「早く声優をあきらめて実家へ戻って結婚しなくては」
という期限付きの夢追い人ですね。
いかにも
「声優になるには年齢制限あります」
みたいな番組構成ですね。
いやたしかに、
20歳の子たちと並んで
オーディションで競うのは
やや不利かもですが、
現代では
30歳だから、もう
声優はあきらめなければ・・・
というほど厳しくはない時代です。
定年後に声優さんを目指す
シニアの方も多いですよね。
当ブログを運営する中でも、
シニア声優を
目指している方がこれほど多いとは・・・
と驚いているくらいです。
ただ、
30になったら実家に帰って結婚して
子供を・・・
という昭和生まれのみなさんの考えも
理解できすぎるほどできます。
年齢が上がるほど結婚相手がいなくなる、
と昭和時代から続く世間の思考で
そう思われがちですが、
本当は
「なんだかめんどくさくなっちゃう」
というのが現実です。
ですから
ギリ30代で勢いで一回結婚しといたほうが
いいのはいいような?と思います。
「早く結婚しなさい」って言われるうちが華。
40歳すぎると周囲は気を使って
何も言わなくなりますからねw
昭和生まれのみなさんの
気持ちはとてもよくわかっては
いるのですが
東京に20年以上暮らしてみたところ、
周囲の友人はほとんど結婚せず
実家にも帰りませんでした。
最近ではついには
東京で家を買って親を呼び寄せる友達もいて。
家族の問題はとても難しいですよね。
個人的には、お姉さまの将来への不安、
揺れる気持ちが
すごくよくわかりました。
そこは妹さんもよおく考えてあげて
くださいね。
でもね、主役の女性は、
よくがんばったと思います。
後悔ないくらいやりきったのでは
ないでしょうか。
この経験と同じ釜の飯を食べた
仲間たちは
人生の財産になりますね。きっと。
自分でも「ラストチャンス」と
おっしゃっていたので
そのうち、気持ちに変化が
あるかもしれません。
自分の31歳頃を思い返してもそうです。
当時、バリバリの広告代理店の
クリエイターでしたが
ドラマや映画が好きすぎて
夜間の脚本家養成学校に
ずーっと通っていました。
休日には家にこもって
作品を書きあげてコンクールに
出し続けましたが、
いいところまでいくのに落選する。
「この人30歳超えているのに、
いつまでやるんだろう・・・」
と、周囲も思っていたと思うのですが、
ある日突然、興味がなくなったんですよね。
その直前、知り合いのプロデューサーに
あるテーマで、連続ドラマの企画を頼まれ、
チャンス到来!と
11話のプロットを何日も徹夜して
仕上げました。
ちゃんと完成したのですが、
どうしても気に入らなかった。
自分の書きたいものではなく、
絶対、書きたくないテーマだった。
そして提出日の朝、全削除して
提出することなく謝罪しました。
それでいきなり興味を失って、
脚本の学校は全部やめてしまいました。
まあ、そういうこともあるので、
人間の気持ちってわからないものです。
急に方向性が変わることってあるんですよ。
今は当時とは完全に違うことを
夢見てやろうてしているので
ほんと何がなんだかわかりません。
声優さんの場合は、
いまは東京でなくては!
ということもないし、
年齢もあんまり関係ないですから
いったん結婚して子育てしてから
だんなさんの経済的応援を得て
シニア声優を目指しても、
いいんじゃないでしょうか。
あと、番組中、声優さんの話とは別に
画面に向かって
心の中でなんどもなんども、
「そのあざはメイクで消せるよ!」
と言いました。
私は長年化粧品専門のコピーライター
でもあるので。
もちろん素顔でも何も気にすることは
ないですけれど、
あの程度のあざなら一瞬で
消せるファンデ、あるよ。
オーディションの日はあのファンデだよ!
って思いました。
だって美容整形はお高いですもん。
いまのメイク製品はすごい
進化してるんだよって。伝えたかった。
まあ、よけいなお世話ですけどね。